お客様宛の残暑見舞いの書き方や文例集！一言メッセージも
残暑見舞いは、夏の暑さが残る季節に相手の健康を気遣ったり近況を報告するなどの意味合いがあります。
今後の交誼を願う言葉や日頃の感謝を伝えるには良い機会なので、お店や取引先などのお客様宛に送ることは多いと思います。
でも、残暑見舞いをお客様宛に送る時はどうやって書けばいいのか？わからないことも多いですよね。
そこで今回は、お客様宛の残暑見舞いの書き方や文例、そして残暑見舞いを使った返事のポイントや一言メッセージを付けてアクセントを加えるケースも用意しました。
お客様宛の残暑見舞いの書き方
お店のお客様などお世話になっている人に残暑見舞いを送る時、書き方はどうすればいいのか？
いくつか押さえるポイントをまとめますと
- 残暑見舞いの言葉
- 時候の挨拶
- 先方の健康を喜ぶ・安否を尋ねる言葉
- 日頃の感謝や今後の交誼を願う
- 相手の健康や繁栄を祈る言葉
- 結びの言葉
これらを意識して書くことで文面がうまく組み立てられると思います。
お客様に宛てる残暑見舞いは距離感が大切で、無理に親近感を出す必要はなく無難な感じでまとめるのが良い場合もあります。
また、夏季休暇などがあればその旨を加えると良いと思います。
お客様宛の残暑見舞いの文例
お客様宛の残暑見舞いの書き方をもとにして、文例を3つほど用意してみましたので参考にしてください。
残暑見舞い文例：お客様宛①
残暑お見舞い申し上げます
立秋の候 皆様にはご健勝のこととお喜び申し上げます。日頃は格別の御厚情を賜り、誠にありがとうございます。
このたび夏季休暇のため、誠に勝手ながら以下の期間は休業させていただきます。
お盆休みのお知らせ：８月１３日～１５日
ご迷惑をおかけいたしますが、何卒よろしくお願い申し上げます。
残暑厳しき折柄、皆様のご健勝をお祈りいたします。
令和○年 立秋
残暑見舞い文例：お客様宛②
残暑お見舞い申し上げます
毎々格別のお引き立てを賜り厚く御礼申し上げます。
さて当店では 8月10日～16日の期間に「夏の謝恩セール全品30%OFFの特別価格」にてセールを行います。
期間中、こちらのハガキを持参のうえご来店ください。もれなく来店記念品をご用意しております。
他店では体感できない圧倒的プライスを、この機会にぜひ当店でお確かめください。スタッフ一同元気に皆様のお越しをお待ちしております。
今後とも、より一層のご愛顧のほどよろしくお願い申し上げます。
残暑見舞い文例：お客様宛③
残暑お見舞い申し上げます
立秋も過ぎたというのに暑い日が続いておりますが、皆様にはいかがお過ごしでしょうか。今年はお店の前に植えた朝顔が元気いっぱいに育っております。
スタッフ一同暑さに負けず、朝顔のように元気いっぱいに○○様のお越しをお待ちしております
暑さはまだしばらく続きそうです。どうかくれぐれもご自愛下さい。
令和〇年 晩夏
出す相手によって暑中・残暑見舞いの書き方や内容も変わってきます。もし友人や会社の上司、ビジネスシーンなどでの書き方や例文を確認したい方は
＞＞暑中見舞いの書き方や文例集！
＞＞残暑見舞いの書き方や例文集！
こちらもぜひ参考に、相手が元気になるような暑中・残暑見舞いを作ってみてください。
お客様宛の残暑見舞いの一言メッセージ
お客様宛の残暑見舞いではどうしても無難な文面になるのは仕方ないと思います。
ただ、お客様によっては仲が良かったり話しやすいタイプの人もいますよね。個人店を開いているお店などでは常連客で顔見知りの人もいるでしょう。
そういったお客様に送る残暑見舞いで物足りなさを感じたら、一言メッセージを入れることも可能です。
いくつか例文を用意しました。
一言メッセージの例文
- より一層サービスの向上に力を入れてまいりますので、今後ともよろしくお願いいたします。
- 残暑の続く毎日でございますので、くれぐれもご自愛ください。
- 今後ともご支援のほど、よろしくお願いいたします。
- 皆さま、くれぐれもお身体にはお気を付けくださいませ。
- 夏は熱中症にも注意してくださいね。
- ○○様、先日はご来店ありがとうございました。また機会があればお越しください。
- スタッフ一同、○○様のご来店を心よりお待ちしております。
一言メッセージを入れる場合のポイントは
- 本文と同じ文面は入れない。
- 手書きの方が伝わりやすい。
- くだけすぎた文章にしない。
- 長くなりすぎない。
- 相手との距離感を考えて書く。
この5つに注意しながら書き足すと、少し見栄えや伝わり方も変わると思うので活用してください。
まとめ
お客様宛の残暑見舞いの書き方や文例をまとめました。
お客様宛といっても会社とのやり取り、お店に来店される常連客、税理士として個人との付き合いなどいろんな関係があると思いますが、無理に親近感を出さずとも無難な感じでまとめるくらいがちょうどいいと思います。
また、残暑見舞いを出す時期はその内容と同じくらい大切な事なので、こちらも必ず読んでおいて下さい。
＞＞残暑見舞いの期間はいつからいつまで？出すタイミングが過ぎたら