年賀状の書き方や文例と時期などのマナーについて
年賀状は、新年の挨拶として手紙を送る日本の伝統的な習慣です。
一年に一回しか連絡しない人にも、年賀状を送ることで、親しみや感謝の気持ちを伝えることができます。
また、家族や友人、仕事仲間など、普段お世話になっている人には、過去の出来事や今後の抱負を伝えることで、より深い関係を築くことができます。
年賀状は、新しい年を迎える喜びと、相手への思いやりを表現する大切な手段です。
そんな年賀状の書き方や例文、そして出す時期やマナーなどについてまとめました。
年賀状の時期
年賀状は、元旦~1月3日くらいまでというのが一般的にはあるかと思いますが、最終は何日くらいまでが年賀状の期間なのかご存知でしょうか?
また、年賀状を元旦に届けるようにするには、何日までにポスト投函しなければならないのか?
そして、相手から年賀状が送られてきて、その返事を届けるのが遅くなってしまった場合はどうすればいいのか?
など、年賀状にも時期についてのマナーがあり、その時期を過ぎると年賀状ではなくなってしまうのです。
年賀状のマナーとして時期はかなり大切な事なので、しっかりと覚えておきましょう!
時期について参考にできるページをこちらにまとめていますので、気になった方はぜひご覧ください。
>>年賀状はいつから出せる?販売やポスト投函時期など最新情報をお届け!
>>年賀状を出せなかったときのお詫びの言葉は?例文と注意点を解説
>>年賀状が3日までに届くにはいつ出せば大丈夫?7日までに間に合うリミットは?
年賀状の書き方
年賀状も内容は自由に書いて構いませんが、頭に思い浮かんだことを好きなように書いていては、相手に何の事なのかわからないまま伝わることもあります。
そこで要点をまとめ、年賀状に必要な事を順番に書いていけば、自然と形式が出来上がりマナーを守った年賀状を作ることができます。
そんな年賀状の書き方のポイントは、祝いの言葉である「賀詞」が文頭 に入ります。 文頭に本文よりも大きな字で、はっきりと書きましょう。
まずは、旧年中にお世話になった ことに対する感謝とお礼を述べます。
今年一年のお付き合いと、支援をお願いします。
最後に、先方の健康や幸福をお祈りする言葉で締めくくります。または「令和〇年一月一日」、「20××年1月1日」などとします。
基本はこの流れに沿って書くのが良いでしょう。
年賀状の宛名の書き方
年賀状を送るときに、送る相手によって宛名の書き方も違ってきます。
友達に送る場合はあまり気にしていなかった宛名も、取引先の相手に送るとなれば、いろいろとわからない部分が現れてくるんじゃないでしょうか?
例えば、「○○株式会社の●●部長に送りたいけど、会社名とか役職とかどう書いたらいいんだろう?」「相手会社の営業部に送りたいけど、宛名はなんて書いたらいいんだろう?」など、意外とわからないことも多いんじゃないでしょうか?
他にも連名にするときにはどうしたらいいのか?位置やバランスは?
そんな悩みを持つあなたに、ポイントを抑えて失礼のない宛名書きの方法をこちらのページにまとめました。
>>会社宛の年賀状の宛名の書き方|相手の役職や「御中」の使い分けを解説!
>>連名で年賀状を出すときの宛名の書き方とは?家族何人までとか限度はあるの?
ぜひ参考にしてください。
年賀状の句読点についてのマナー
年賀状を書くときは、句読点の有無がマナーの問題となることがあります。
年賀状に句読点をつけるかどうかは相手との関係性もありますが、ビジネス関係や目上の方に送る年賀状では避けておきましょう。
また、句読点をつけてしまったら、修正したりせず新しい年賀状に書き直して、相手に失礼のないように年賀状の作成を行ってください。
他にも年賀状の句読点で気を付けるべきポイントがあるので、年賀状の作成前にぜひこちらのページもご覧になって下さい。
>>年賀状の句読点は気にしないとダメな理由|つけてしまったらマナー違反なのか?
年賀状の送る相手別の例文
年賀状の書き方にはパターンがあり、それに沿うことでマナーを守った正しい手紙になります。しかし、友人と会社の上司のように、送る相手が違えば言葉遣いや内容も当然違います。
そこで、年賀状を送る相手別でどんな書き方になるのか?例文とともに用意しましたので、それぞれ参考にしてください。
>>年賀状の挨拶文はこれで決まり!友達に喜ばれるオリジナル一言例
>>年賀状の一言添え書きで上司に好印象を与える書き方|目標や抱負を伝える効果的な例文
>>ビジネス年賀状の書き方のマナーと文例:添え書きの一言で差をつけるコツ
>>先生への年賀状の書き方とおすすめ文例集:小学生・中学生など
>>年賀状に書く一言の例文【親戚編】健康や感謝のメッセージを添えて
>>年賀状のカジュアルでおしゃれな挨拶文!例文と書き方のコツ
相手別の年賀状の一言コメント例文集
こちらは年賀状の一言コメントの例文を中心にした記事です。
友達の中にも、ご無沙汰の友人や学生どおしの人もいますよね。また、健康を気遣う文章や面白い一言メッセージなどを書きたい場合もあります。
そして年賀状を送る相手にも、親戚や恩師の先生、上司や取引先などさまざまですよね。
このような色んな関係性や状況に合わせた一言コメントをたくさん用意しました。
ぜひ参考にしてください。
>>友達に送る年賀状の一言コメント例文!面白い添え書きやご無沙汰の友人に
>>親戚に送る年賀状の一言コメント例文!おばあちゃんや家族が笑顔になる言葉を
>>恩師や先生に送る年賀状の一言コメント例文!目上の人には健康を気遣う添え書きも
>>上司に送る年賀状の一言コメント例文!仕事の抱負や目標などを添えて
>>ビジネスで送る年賀状の一言コメント例文!取引先の会社やお客様に感謝を込めて
>>無難で誰にでも使える年賀状の一言コメント例文集【書くことがない人必見!】
年賀状の送る相手別の賀詞
年賀状は、「謹賀新年」「あけましておめでとうございます」「迎春」といった「賀詞」を最初にもってきます。
しかし賀詞は、言葉によっては相手に失礼になる場合があり、例えば上司に送る年賀状に「迎春」を使うとマナー違反にあたります。
これは「迎春」という賀詞の意味を考えればわかるのですが、実は相手によって適切な賀詞を選ばなくてはいけません。
では、どの賀詞が良くて、どの賀詞がダメなのか?
そのような年賀状の賀詞についてのマナーや、相手に合わせて選ぶべき言葉についてなど、賀詞に関することを別の記事でまとめました。
>>年賀状の賀詞の一覧をチェック!相手に合わせて選ぶべき言葉とは?
>>謹賀新年の読み方や漢字の意味は?目上の人にふさわしい使い方について
>>恭賀新年の読み方や賀詞の意味とは?謹賀新年との違いについて
もし、最初の賀詞にどのような言葉を使ったらいいのか?
年賀状ソフトで「謹賀新年」という賀詞で印刷してしまったけど、これは上司に送っても大丈夫なのか?
など、ふと疑問に思ったら参考にしてください。
年賀状を辞めるときのマナー
年賀状を送るのは日本の伝統的な文化ですが、近年では年賀状じまいをする人も増えています。
年賀状じまいとは、年賀状を送らないことを宣言することですが、若者も年賀状じまいをする人が増えています。
年賀状を書くのが面倒だと感じたり、お金もかかる。年賀状以外のLINEやメールといった方法で連絡を取ることもできるというように、時代に合わなくなってきたという理由も大きいですよね。
ただ、年賀状じまいをする場合は、相手に失礼にならないように配慮する必要があります。
そこで各年代別や相手別で年賀状じまいの文例の記事を作成しましたので、年賀状をやめたいと思ったらぜひ参考にしてください。
>>年賀状じまいはいつ出すべき?最適な時期とマナーを解説
>>年賀状じまいの文例【20代30代向け】友人・親戚・ビジネスの相手別に解説
>>年賀状をやめる理由と文例【40代50代】年賀状じまいの正しいやり方と相手の反応
>>【60代70代】年賀状じまいの文例!高齢や定年退職を理由にした終活年賀状の書き方
>>年賀状だけの付き合いをやめたい時に使える文例!スマートにやめる方法とは?
その他の年賀状あれこれ
>>書き損じ年賀状の交換はいつまで?郵便局の手数料や条件を徹底チェック!