2024年の残暑見舞いの時期は?関東や北海道で違う?

2023年9月30日

残暑見舞い 時期

夏の暑さが残る季節に、相手の健康を気遣ったり近況を報告しあう残暑見舞いという手紙があります。

その残暑見舞いは出す時期が決まっていて、真夏の猛暑が続いていても、昔からの慣例で暑中見舞いではなく残暑見舞いと呼ぶようになっています。

では、2024年の残暑見舞いの時期はいつなのか?関東や北海道などでの違いと、結びに使われる慣例の言葉の「立秋」や「晩夏」の時期と共にまとめました。

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2024年の残暑見舞いの時期は?

残暑見舞いとは、夏の暑さが残る時期に相手の健康を気遣う手紙です。また、自分自身の夏の近況報告(引越しや結婚なども)をしたり、暑中見舞いの返事として利用数することも多いです。

そんな残暑見舞いの時期は立秋(8月7日頃)から8月末にかけて出します。

2024年でいうと2024年8月8日~8月31日までとなります。

残暑見舞いの時期については諸説あり、「立秋から8月末まで」という期間と「立秋から白露(9月8日頃)」までという期間が言われています。

立秋(8月7日頃)が過ぎると暦の上では秋になりますが、季節感としては真夏ですよね。

とても残暑とは言い難い気候ですが、昔からの慣例で立秋(8月7日頃)以降は残暑見舞いとなるので注意しましょう。

ちなみに暑中見舞いの時期は「梅雨明け~立秋(8月7日頃)の前日まで」となっているので、立秋が時期を分けるポイントとなっています。

 

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残暑見舞いの時期は関東や北海道で違う?

残暑見舞いを出す時期が関東や関西、九州や北海道で違う事はあるのか?

よく関東と関西ではお盆の時期が違ったり風習も異なる部分がありますが、「お中元の時期の違い」が残暑見舞いを出す時期に影響していると言われています。

お中元の時期

関東は7月1日~7月15日
関西は7月15日~8月15日

そしてこれが暑中見舞いや残暑見舞いの時期に影響し、

関東

7月15日まで:お中元
7月15日~立秋:暑中見舞いの時期
立秋~8月31日まで:残暑見舞いの時期

関西

8月15日まで:お中元
8月15日~31日まで:残暑見舞いの時期

関西は暑中見舞いの習慣は無かったと言われています。

お中元が終われば残暑見舞いとなるのは共通事項のようですが、関東と関西で結構時期の違いはありますね。

ただ、現在ではおおよそ関東の風習が全国の基準となっています。

お中元やお歳暮は大型スーパーなどでも気軽に申し込めるようになってから、関東と関西の時期のズレなどあまり感じなくなってきました。

ですので、関東だから関西だからという理由で無理に地方色を出す必要もないと思います。

 

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残暑見舞いの「立秋」や「晩夏」の時期は?

残暑見舞いの結びの挨拶の後には

令和〇年 立秋
令和〇年 晩夏

といった日付の締めを使用します。

立秋はこれまで何度か出ているように8月7日頃に訪れます。

この日を境に暦は秋になり、暑中見舞いから残暑見舞いへと切り替わります。

もう一つの晩夏(ばんか)とは夏の終わりの時期のことを言い、その期間は8月中旬~9月上旬までを指します。

暑中見舞いの「盛夏」は7月中旬~8月上旬に使われる言葉なので、「晩夏」は残暑見舞いの時期に使う言葉としてちょうどいいですね。

ただ、こちらも相手の地域によって気候が変わるため、気温の状況なども確認して使うのが良いと思います。

7月の時候の挨拶についてはコチラでも詳しく知ることができます。

>>時候の挨拶8月中旬の例文と書き出しや結び!お盆や残暑を迎えて

晩夏や立秋の他の言い換え例としては

立秋
晩夏
8月
葉月

これらの言葉を使うと良いでしょう。

実際に残暑見舞いを書くときにはどうすればいいのか、その書き方や例文はコチラで詳しくまとめています。

>>残暑見舞いの書き方や文例集!

 

まとめ

2024年の残暑見舞いの時期は2024年8月8日~8月31日までとなります。

残暑見舞いの始まりの時期は立秋ですが、終わりは8月末となっています。9月に入ってから送っても大丈夫ですが、遅くとも上旬には出すように心がけてください。

暑中見舞いの時期についてはこちら→【暑中見舞いの時期は?】を参考に。

 

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