年賀状の宛名の位置とバランスを整えてキレイに書く方法を解説!

2023年11月12日

年賀状の宛名の位置とバランスを整えてキレイに書く方法を解説!友達に送る年賀状は、それほど宛名の部分は気にする事はないかと思いますが、送る相手が取引先だったり会社の上司、親戚といった場合、「年賀状の宛名の部分も失礼のないようにしないといけない」といった考えがよぎると思います。

しかし、年賀状の宛名の位置とバランスを整えてキレイに書くのは、意外と難しいものです。そこで、この記事では、年賀状の宛名の位置とバランスを整えてキレイに書く方法を解説します。

では、実際にどのようにして書いていけばいいのか見ていきましょう。

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年賀状の宛名の位置について

まず、位置やバランスを整える前の話ですが「年賀状の向き」についての話があります。

宛名を書くときにも、縦書きと横書きがあります。横書きされた宛名シールを貼って作成する方法もあります。

この記事をご覧になられている方は、おそらく相手に失礼のない宛名の書き方が知りたいという人が多いと思うので、そちらに向けて話を進めていきますが、年上の方や取引先相手に失礼のない年賀状の向きは縦書きです。

横書きの宛名は友達に宛てる年賀状など、気心の知れた人だけにするのが無難です。

ですので、年賀状の向きは縦書きで説明をさせていただきます。

例として、こちらの「年賀状の宛名の書き方」についての画像を見ながら説明していきます。

個人宛ての年賀状

住所の書く位置について

住所の書く位置は、まずはがきの右端から1行分のスペースを空けて書きます。

位置としては、上の郵便番号の枠の一番右の部分の下から書けば良いと思います。

そして上の郵便番号の枠から1文字分あけて書き始めてください。

住所は都道府県、市区町村、番地、建物名、部屋番号の順に書きますが、省略しないで書くのがマナーです。

同じ県内だと都道府県を省略する方もいますが、しっかりと書くことが大切です。

そして、縦書きの場合は番地を書く際「三」や「七」といった「漢数字」を使います。

また、画像では「メゾン○○201号室」というように「201」を算用数字で書いていますが、マンションの部屋番号は算用数字を用いた方がわかりやすいです。

住所の番地は漢数字、マンションの部屋番号は算用数字というような使い分けをしています。

また番地の漢数字表記も「四三-七」もしくは「四十三-七」のどちらでもいいと思います。

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名前の位置について

次に年賀状の送り先の相手の名前ですが、名前の書き出し部分は、住所の一文字目よりも半分くらい下げた位置に書きましょう。

そして年賀状の中央部分に名前が来るように整えてください。(上の郵便番号の1番左と2番目の枠の中間あたりが中央になります。)

また、一番上の「郵便はがき」と書かれている「便」の文字周辺がおおよそ中央になるので、目安にしてください。

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年賀状の宛名のバランスについて

宛名のバランスを整えるには、文字の大きさや間隔に注意する必要があります。

先ほどの宛名の位置でも少し話をしましたが、住所の書き始めの位置は郵便番号の一番右の枠から一文字あけて書きます。

ですので、住所が長くなる場合は2行に分けれるように文字の大きさのバランスを考えてください。

画像のように、住所を一番右に書き、マンション等は改行し2行目に書くとバランスが良くなります。

通常、住所は1行におさめるのがスマートな形になりますが、長い場合は2行になっても構いません。ですので、自信のない場合は最初に鉛筆で薄く下書きすることをオススメします。

また、ビジネス関係で取引先相手に年賀状を出す場合は、個人宛ての年賀状とはかなり形が異なります。

会社宛ての年賀状の宛名の書き方については、別ページで詳細をまとめてます。

>>会社宛の年賀状の宛名の書き方|相手の役職や「御中」の使い分けを解説!

会社関係の年賀状の宛名の書き方を知りたい方は、ぜひこちらをご覧になって下さい。

 

名前のバランスについて

名前の位置も先ほどお話ししましたが、住所の書き始めの文字から半分ほどずらして書き始めます。

名前も文字数によってバランスを整えた文字の大きさを選んでください。そして苗字と名前の間には一文字あけます。

また、名前と敬称の「様」の間も一文字あけますので、その間隔も考慮してバランスを整えてください。

ここも自信がない場合は下書きすることをオススメします。

そして、敬称の「様」の文字は、名前の文字の大きさと同じか、それよりも少し大きめの文字にするとキレイになります。

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宛名を連名で出す場合の位置とバランス

年賀状を送る時に連名で送るケースもあります。

その場合は名前を書く位置が大きく変わりますので、別の解説が必要になると思いますが、こちらに関しては別のページでしっかりと説明させてもらいました。

>>連名で年賀状を出すときの宛名の書き方とは?家族何人までとか限度はあるの?

連名で年賀状を送ろうと考えている方は、ぜひこちらをご覧になって下さい。

年賀状の宛名の字体

年賀状を書く際に宛名の字体は、楷書か行書を選ぶのが一般的です。

楷書は正確で読みやすい字体です。行書は柔らかくて優しい字体です。どちらの字体を選ぶかは、自分の好みや相手との関係によって決めます。

ただし、字体を変える場合は、宛名全体で統一するようにしましょう。

宛名の筆圧は均一にするのが基本です。筆圧が不均一だと、字がぼやけたり汚れたりする恐れがあります。筆圧を均一にするには、筆ペンやマジックなどの筆記具を使うと便利です。

不安な場合は、年賀状ソフトなどを使って住所を作成しても大丈夫です。

 

年賀状の宛名の位置まとめ

今回は年賀状の宛名の位置とバランスについてまとめました。

年賀状は、一年の感謝と新年の挨拶を伝える大切な手紙です。宛名をキレイに書くことで、相手に丁寧さと気持ちを伝えることができます。

ぜひ、この記事を参考にして、素敵な年賀状を作成してみてください。

友達には気楽に送れる年賀状も、会社の上司や取引先相手、親戚に送る時に年賀状の書き方で悩んだりしてないですか?そんな方のために、年賀状の書き方や例文を別のページで相手別でまとめています。

そして年賀状の出す時期やマナーなど、失礼のないように送るための記事も用意しましたので、年賀状で分からないことがあったら、こちらのページを参考にしてください。

>>年賀状の書き方や文例と時期などのマナーについて

 

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