卒業・就職祝いの手紙の書き方やメッセージの例文!知人や親戚へ
卒業や就職はとっても大きな節目です。子供が社会人になる事は、親にとってもひと段落役目を終えたような区切りもありますよね。
両親に送る場合には、これまでの育児の苦労をねぎらったりする言葉も入れたいものです。本人へは社会人としての自覚や責任、そしてアドバイスやエールの言葉を送りたいですね。
そんな子供の門出を祝える手紙にするために、卒業・就職祝いの手紙の書き方や例文をまとめました。
卒業・就職祝いの手紙の書き方のポイント
卒業や就職祝いのお手紙は、本人と面識がない場合を除いては、原則として本人宛てに手紙を送りましょう。
卒業・就職祝いの手紙の書き方のポイントとしては、
- これまでの苦労や努力をたたえる。
- 両親のねぎらい
- 今後の生活に向けての勇気づけ
- 社会に出るエールやアドバイスなど
こういった事がお祝いの手紙にかければいいと思います。
逆に、説教臭くなったりプレッシャーを与える、不安をあおるようなことは書かないようにしましょう。
卒業・就職祝いの手紙(メッセージ)の例文:親戚の子供
清澄君、大学卒業そしてご就職おめでとうございます。
○○株式会社への就職、本当におめでとう。両親の喜びの顔が目に浮かびます。これからは大学生活で学んだことを存分に生かして、持ち前の積極性で大いに活躍されることを期待しております。
ご卒業と門出を祝い、ささやかなお祝いの品を別便で送ります。どうか健康にはくれぐれも気をつけて頑張ってください。
卒業・就職祝いの手紙(メッセージ)の例文:知人の子供
拝啓 三寒四温の言葉通り、ようやく季節も春めいてまいりました。ご家族の皆様にはご清栄のこととお喜び申し上げます。
このたびは長男の清澄君が大学を卒業し、ご就職が決まったとのこと、誠におめでとうございます。ご就職先はかねて希望されていた○○株式会社とか。心よりお祝い申し上げます。ご両親様も感慨深い事でしょう。積極的な性格の彼ですから、社会人として大いに活躍されることでしょう。
心ばかりの品を別送させていただきましたので、どうぞお受け取り下さいませ。
末筆ながら、皆様のご健康とご多幸をお祈りいたします。まずはお祝い申し上げます。
敬具
本人と両親に送る2パターンで卒業・就職祝いの手紙の例文を作ってみたので、ぜひ参考にしてください。
また、頭語や結語、時候の挨拶や末文などの『手紙の構成』についてはコチラ → 手紙の構成に必要な項目は?改まった形は縦書き!
マナーを守った基本的な構成を勉強しておこうと思う方は、ぜひ読んでみてください。
まとめ
卒業や就職は人生の中でも節目となる大切な時期です。
両親へ送る手紙には頭語や結語なども入れマナーを守る必要もありますが、本人には年齢も考えて読みやすい文章にする必要もあります。
新社会人をして一人の大人として、これからの生活へのエールを説教臭くならないように注意したいですね。本人宛にお祝いを送る場合は、図書カードやギフト券なども良いのではないでしょうか。
今回の卒業や就職祝いの他にも、出産祝いや結婚祝い、新築・開店祝いの手紙などいろいろあります。
各お祝いの手紙についてはコチラ