入学祝いの手紙の書き方や例文!本人や子供の両親へ
入園や入学は本人はもちろん親にとっても大きな節目です。
子供の成長やこれまでの育児の苦労、これからの期待などを含めてお祝いの言葉を伝えたいですね。
そんな希望にあふれた子供の門出を祝える手紙にするために、入学祝いの手紙の書き方や例文をまとめました。
入学祝いの手紙の書き方のポイント
入学のお祝いの手紙には、本人へ渡す場合と両親へ渡す場合があると思います。
親に当てて出すときは、お祝いの言葉に加えて親としての喜びの気持ちを察する表現も加えると、良い手紙が出来上がると思います。
入学で新たなスタートを切るわけなので、子供の学校生活の先行きへの励ましや期待の言葉を書き添えていきましょう!
また、子供の成長を思いやる言葉や親の苦労をねぎらう言葉、本人へ一言メッセージを送ると喜ばれると思います。
本人にあてた手紙やメッセージでは、あまり形式にとらわれすぎると堅苦しくなるので、子供の年齢に合わせて読みやすいように構成するのがポイントです。
入学祝いの忌み言葉について
入学・受験の手紙では、では「落ちる」「滑る」などの言葉はご法度で、こういった言葉には手紙ではなく普段の行動や言葉でも敏感になっていますよね。
入学では新たな環境でのスタートなのに、先行きを不安させるような言葉は嫌われます。
これらは忌み言葉として捉えられています。
入学祝いの手紙の例文:小学生の本人へ
みわちゃんへ
にゅうがくおめでとうございます。
はるから、たのしみにしていた しょうがくせいですね。
あたらしい せいふくやらんどせるは どうですか?
いっぱい おともだちをつくって、
まいにち たのしくべんきょうできるといいですね。
また、おかあさん、おとうさんといっしょにあそびにきてね。
みわちゃんにあえるのを たのしみにしています
わかやまのおばちゃんより
入学祝いの手紙の例文:中学生の本人へ
修君、中学校入学おめでとうございます。
大きな期待や夢を持って、新しい制服にそでを通されることと思います。
これからかけがえのない三年間が始まりますね。勉強はもちろんの事、部活や友人との充実した学生生活になるように心から祈っています。
そんな修君のご入学のお祝いに心ばかりの品を送らせていただきます。どうか実りある学生生活を送られますように。
まずはお祈りを申し上げます。
入学祝いの手紙の例文:子供の両親へ
拝啓 彼岸を境に日ごとに暖かさを感じる季節となりましたが、皆様お変わりなくお過ごしのことと存じます。
この四月から美和ちゃんが小学校へご入学とのこと、おめでとうございます。以前、七五三の時に会いに行ったのが昨日のことのように思い出されます。ご家族の皆様も、さぞお喜びのことと存じます。
美和ちゃんもずいぶんお姉さんになったことでしょうね。たくさんお友達ができて楽しい学校生活を送られることをお祈りしています。
ご入学のお祝いに別便にて心ばかりの品を送らせていただきました。ご笑納いただければ幸いです。
敬具
本人と両親に送る2パターンで入学祝いの手紙の例文を作ってみたので、ぜひ参考にしてください。
また、頭語や結語、時候の挨拶や末文などの『手紙の構成』についてはコチラ → 手紙の構成に必要な項目は?改まった形は縦書き!
マナーを守った基本的な構成を勉強しておこうと思う方は、ぜひ読んでみてください。
まとめ
入学は人生の中でも節目となる大切な時期です。
両親へ送る手紙には頭語や結語なども入れマナーを守る必要もありますが、本人には年齢も考えて読みやすい文章にする必要もあります。
中学、高校などではあまり子ども扱いしないような文章にしながらも、これからの生活へのエールを説教臭くならないように注意したいですね。
本人宛にお祝いを送る場合は、図書カードやギフト券なども良いのではないでしょうか。
今回の入学祝いの他にも、出産祝いや結婚祝い、新築・開店祝いの手紙などいろいろあります。
各お祝いの手紙についてはコチラ