出産祝いの手紙の書き方や例文!上司や親戚、友人へ
出産は人生の中でも最もおめでたい事の一つだと思います。
良い出産祝いの手紙を書くためには、赤ちゃんの誕生を祝福したり、健康を願う気持ちを素直に伝えることが大切です。
そんな出産祝いの手紙の書き方とともに、上司や親戚、友人にあてた例文も作ってみました。
出産祝いの手紙の書き方のポイント
出産祝いの手紙では、相手は喜びにあふれているはずです。
親しい友人などに送る場合は、時候の挨拶などは省き冒頭から「おめでとう」といった言葉で気持ちを書く方が伝わりやすいです。
出産祝いの手紙の書き方のポイントは4つあり
- お祝いの言葉
- 家族の喜びや安堵の気持ちを思いやる
- 母子の健康への気遣い
- 赤ちゃんへの関心
これらで構成すると立派な出産祝いが書けます。
他には
- 出産への感慨を伝える
- 訪問の予定
- お祝いの品について
などを書き足すこともあるでしょう。
これらのポイントや忌み言葉についても注意しながら、手紙を作成していってください。
出産祝いの忌み言葉について
出産祝いのような手紙では、「失う」「死ぬ」などを連想させる言葉はタブーです。
これらは忌み言葉として捉えられていますが、この他にも「男児が生まれてよかった。」「女児が生まれてよかった。」は差別的な発言になります。
そして相手を不安がらせるような文章もダメで、
「これから夜泣きに悩まされる日々が続くと思いますが~」
「少し目を離しただけで重大な事故につながる危険もあるので~」
これからの子育てを心配にさせるような言葉は使わないのがマナーです。
出産祝いの手紙の例文:上司
謹啓 紅葉の候、皆様にはお健やかにお過ごしのことお喜び申し上げます。
このたびは奥様が女の子をご出産されたとのこと、謹んでお祝い申し上げます。母子ともに順調と伺い、何よりと安堵いたしております。待望のお子様のご誕生に、ご感激もひとしおかと存じます。
なお、別便にてささやかながらお祝いの品をお送りいたしました。お納めいただければ幸いです。時節柄、奥様にはくれぐれもご自愛くださいますようにとお伝えくださいませ。
謹言
出産祝いの手紙の例文:親戚
拝啓 爽やかな秋晴れが続く頃、お変わりなくお過ごしのことと存じます。
このたびは初孫ご誕生とのこと、誠におめでとうございます。無事なご出産とのことで安心いたしました。
くれぐれも産後の養生専一にと念じております。
お子様の健やかな成長をお祈りいたしまして、心ばかりのお祝いの品をお送りいたしますので、ご笑納いただけると幸いです。
後日、改めて赤ちゃんのお顔を拝見させていただきたいと存じますが、まずは書面にて、お祝い申し上げます。
敬具
出産祝いの手紙の例文:友人
元気な赤ちゃんが生まれたとのこと、おめでとうございます。母子ともに健康だと聞いて安心しました。ご主人もさぞ喜ばれていることでしょう。私も自分の出産の頃を思い出し、自分のことのように嬉しい気持ちです。
もし育児で悩み事があったらいつでも相談してください。力になれることもあると思います。
いまは無理せずに、ご主人に甘えてゆっくり体をいたわってください。また近いうちに会える日を楽しみにしています。
上司や親戚、友人への出産祝いの例文を作ってみたので、ぜひ参考にしてください。
また、頭語や結語、時候の挨拶や末文などの『手紙の構成』についてはコチラ → 手紙の構成に必要な項目は?改まった形は縦書き!
マナーを守った基本的な構成を勉強しておこうと思う方は、ぜひ読んでみてください。
まとめ
出産は人生の中でも最もおめでたい事の一つだと思います。
赤ちゃんの誕生を祝福したり、健康を願う気持ちを素直に伝えることができれば、良い出産祝いの手紙が出来上がるのではないでしょうか。
また、出産祝いを送る時はベビー用品が鉄板ですが、わからない場合はお祝い金やおもちゃ屋の商品券、プリペイトカードなども良いと思います。
出産祝いの他にも結婚祝いや入学祝い、新築・開店祝いの手紙などいろいろあります。
各お祝いの手紙についてはコチラ