親戚に堅苦しくないお歳暮お礼状を書く方法!テンプレートと文例も

2023年12月10日

親戚に堅苦しくないお歳暮お礼状を書く方法!テンプレートと文例も親戚から送られてきたお歳暮に対して、どんなお礼を返せばいいのか?

その手紙の書き方などわからないことも多いと思います。

関係性の重さや深さの違いはあるかもしれませんが、親戚宛てなので一般的にはあまり堅苦しくないお礼状にしたいですよね。

そこで今回は、親戚へのお歳暮のお礼状で返事をする時、その書き方や例文をいくつか用意しました。

また、テンプレートと文例も載せましたので参考にしてください。

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親戚宛てのお歳暮のお礼状の書き方

お歳暮のお礼状に限らず、誰かにお世話になったり贈り物をいただいてお礼をするときは、とにかく早く感謝の手紙を書くことが大切です。

特にお中元やお歳暮の場合、確かに受け取ったという報告の意味もあるため、すぐにお礼状は書きましょう。

その上で、お歳暮のお礼状の書き方のポイントを見ていきます。

  • 頭語
  • 時候の挨拶
  • 相手の健康や息災を喜ぶ言葉
  • お歳暮へのお礼の言葉
  • お歳暮の中身について感謝や感想、使い道など具体的に
  • 相手の健康や繁栄を祈る言葉
  • 結びの言葉

これらを意識して書くことで文面がうまく組み立てられると思います。

親戚宛のお歳暮のお礼状という事から、親しい間柄であればビジネス関係よりもある程度堅苦しくない表現でも良いと思います。

また、お歳暮が相手から贈られてくるという事は、元気で過ごされているのだというように理解し、「お元気で何よりです」「お変わりなくお過ごしのことと存じます」といった表現の方がいいと思います。

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親戚宛てのお歳暮のお礼状の文例

親戚からいただいたお歳暮のお礼状はどのように書けばいいのか、あまり堅苦しくない表現のタイプも含めて、その例文をいくつか用意しました。

 

お歳暮のお礼状の文例:親戚①

こんにちは。今年は寒い日が続いていますね。お元気でお過ごしのことと思います。私たちも元気にしています。

このたびは、お歳暮の品をお送りいただき、ありがとうございました。

いつもお世話になっておりますのに、こんなに素敵な贈り物をいただいて、感謝の気持ちでいっぱいです。

お送りくださったみかんは、とても甘くて香りも良くて最高でした。

家族みんなで美味しくいただきました。本当にありがとうございます。まだ残っているので、これからも楽しみます。

みかんとは違って季節感があまりないですが、こちらからも当地の名産品を別便でお届けしました。

私たちの感謝の気持ちが伝われば嬉しいです。

年末年始はお体に気をつけてお過ごしください。

改めてお礼を申し上げます。

 

お歳暮のお礼状の文例:親戚②

謹啓 寒さの厳しい折り、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、このたびはお歳暮の贈り物を頂戴し、誠にありがとうございました。大変に美味しくいただきました。いつもながらのお心遣いに感謝いたしております。

主人も子供たちも大変喜んでおりました。特に子供たちはチョコレートケーキに目を輝かせておりました。ごちそうさまでございました。

今年も残すところあとわずかとなりました。ご家族の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

略儀ながら、取り急ぎ御礼まで。

敬具

 

お歳暮のお礼状の文例:親戚③

謹啓 寒さの厳しい折り、ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

さて、このたびはお歳暮のカニを頂戴し、誠にありがとうございました。大変に豪華で贅沢な品物でございました。いつもながらのお心遣いに感謝いたしております。

主人も子供たちも大変喜んでおりました。特に子供たちはカニの身をほじくり出すのが楽しくて、手伝ってくれました。カニの身はぷりぷりで甘くて、カニ味噌は濃厚でコクがありました。ごちそうさまでございました。

今年も残すところあとわずかとなりました。ご家族の皆様のご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

略儀ながら、取り急ぎ御礼まで。

敬具

 

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お歳暮のお礼状のテンプレート

お歳暮のお礼状の書き方は、頭語や時候の挨拶、お歳暮に対するお礼など書き方がある程度決まっているので、それに合わせて作成していけば自然とマナーの良い手紙が出来上がります。

そんなお礼状の言い回しとしても、ある程度お決まりのパターンといったものもあるので、その言い換え例をいくつかまとめますね。

「頭語」や「時候の挨拶」「相手の健康や息災を喜ぶ言葉」「相手の健康や繁栄を祈る言葉」「結びの言葉」については、

それ以外の

  • お歳暮へのお礼の言葉
  • お歳暮の中身について感謝や感想、使い道など具体的に

この部分のテンプレートをいくつかピックアップしていきます。

お歳暮へのお礼の言葉は、お相手との関係や頂いた品によって言い換えることができます。

お歳暮の品を「結構なお品」「ご丁寧なお品」「ご厚意の品」「ご心尽しの品」「ご高配の品」などに言い換えることができます。
お礼を伝える言葉を「感謝申し上げます」「厚く御礼申し上げます」「恐縮に存じます」「感謝の念に堪えません」などに言い換えることができます。
お相手の気遣いを「お心遣い」「お気づかい」「ご配慮」「ご高配」などに言い換えることができます。
お歳暮を頂いたことを「頂戴しました」「賜りました」「拝受しました」「受け取りました」などに言い換えることができます。

 

お餞別やお祝いなどの言葉に言い換えることもできますが、それはお歳暮とは異なるシーンで使われることが多いので、注意が必要です。

 

お歳暮へのお礼の言葉のテンプレート

  • お品物を拝受いたしました。私どもが大好きなものばかりで、感謝の気持ちでいっぱいです。
  • お心遣いに感謝申し上げます。とても貴重なお品物を頂戴して、嬉しく思います。
  • お歳暮の品を早速お送りいただきまして、ありがとうございます。心から感謝しております。
  • 先日はご挨拶とお歳暮の品をお送りいただきまして、ありがとうございます。いつも温かなご配慮をいただきまして、本当にありがとうございます。
  • このたびは素晴らしいお品物をいただきまして、ありがとうございます。常に気にかけてくださるお気持ちに感謝しております。
  • お歳暮の品をお届けいただきまして、ありがとうございます。お気持ちに深く感謝しております。
  • このたびは季節の贈り物をいただきまして、ありがとうございました。いつものご縁に加えて、こんなに素敵なものを頂戴して、大変嬉しく思っております。
  • このたびはお歳暮の品をご恵贈いただきまして、ありがとうございます。お心遣いに感謝申し上げます。
  • このたびは珍しいとても素敵な○○をお送りいただきまして、ありがとうございます。こんなにすばらしいものを頂戴できて、幸せです。
  • 本日、お歳暮の品と○○を拝受いたしました。お気持ちに心から感謝しております。

 

お歳暮の感謝や感想のテンプレート

  • お歳暮の品を召し上がりました。私どもはいつもお世話になっておりますのに、こんなに素敵なものをいただきまして、ありがとうございます。
  • お歳暮の品を拝受いたしました。とても楽しいものを頂戴して、気分が明るくなりました。
  • お歳暮の品を頂戴しました。家族みんなで○○を味わって、幸せなひとときを過ごしております。
  • お歳暮の品を賞味させていただきました。家族みんなで喜んで食べました。食事がとても楽しくなりました。
  • お歳暮の品を頂戴しました。とても便利なもので大変助かります。常に気にかけてくださるお気持ちに感謝しております。
  • お歳暮の品を頂戴しました。いつも温かなご支援をいただきまして、ありがとうございます。これからもご期待に応えられるように努力してまいります。みなさまと一緒に前進したいと思っております。
  • お歳暮の品を拝受いたしました。家族みんなで早速食べてみました。その本物の味に感動しました。
  • お歳暮の品を頂戴しました。主人も子供も喜んで食べました。みんなで美味しさにうなりました。本当にありがとうございます。
  • お歳暮の品をお送りいただきまして、ありがとうございます。いつもお世話になっておりますのに、こんなにすばらしいものをいただきまして、感謝しております。
  • お歳暮の品を頂戴しました。ご挨拶の言葉に心打たれました。これからも少しでもみなさまのお役に立てるように努めてまいります。

 

まとめ

親戚にお歳暮のお礼状で返事をする時、その書き方や例文をいくつか用意しました。

親戚へのお歳暮のお礼状は、感謝の気持ちを伝えるものですので、一般的にはあまり堅苦しくなく書ければいいかなと思います。

お礼状の書き方は、日付、宛名、敬称、挨拶文、お礼の内容、結びの言葉、署名、返信先などをいれて、最低限のマナーを守れればいいんじゃないでしょうか。

例文には、親戚との関係性や贈られた品物によって変えることができる部分がありますので、ぜひ参考にして使ってみてください。

また、お歳暮のお礼状を送る相手によって表現の仕方も変わってくるし、お歳暮の時期なども知っておいた方がいいと思います。

そんなお歳暮についての時期やマナー、お礼の仕方などはコチラ⇒【お歳暮の時期やマナー、お礼状の書き方などについて】にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

 

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