暑中見舞いの返事はいつまでに必要なのか？書き方や例文をチェック！
暑中見舞いは、夏の暑いさなかに相手の健康を気遣ったり近況を報告するなどの意味合いがあります。
その暑中見舞いが上司や友人などから届いた時、返事はいつまでに必要なのか。
また、その返事はどうやって書けばいいのか？
そこで今回は、暑中見舞いの返事のタイミングや、書き方と例文も一緒にまとめました。
暑中見舞いの返事はいつまでに必要なのか？
暑中見舞いの期間は、夏の暑さが続く時期となるので季節はもちろん夏になります。
その暑中見舞いの時期は小暑（7月7日頃）から立秋（8月7日頃）にかけて出すのがマナーですが、この立秋（8月7日頃）の前日までに暑中見舞いは出さなくてはいけません。
立秋が過ぎると暦の上では秋に変わるため、残暑見舞いへと姿を変えるからです。
しかし、暑中見舞いの返事となると話は別です。
残暑見舞いの時期でも十分間に合うため、相手から暑中見舞いが来たら8月いっぱいまでに返事をすれば大丈夫です。
詳しくわけると
- 立秋の前日まで：暑中見舞いとして返事
- 立秋から：残暑見舞いとして返事
＊残暑見舞いの期間は立秋～8月いっぱいまで
返事は必要ですが、ある程度猶予があるので期間に余裕があるうちに出すようにしてください。
ただ、来た暑中見舞いに対して、すぐに返事を書くのがマナーであることは覚えておきましょう。
暑中見舞いの返事の書き方
暑中見舞いの返事の書き方にもいくつかポイントがあります。
いくつか押さえるポイントをまとめますと
- 暑中見舞い(or 残暑見舞い)の言葉
- 暑中見舞いをいただいたお礼
- 先方の健康を喜ぶ言葉
- 近況報告（自分の安否を伝える言葉）
- 日頃の感謝や今後の交誼を願う
- 相手の健康や繁栄を祈る言葉
- 結びの言葉
これらを意識して書くことで文面がうまく組み立てられると思います。
暑中見舞いをいただいたお礼の書き方としては、
ご丁寧な暑中お見舞いをいただき、大変ありがとうございました
先日は心のこもった暑中お見舞いをいただき、誠に恐縮に存じます。
暑中のお見舞い状をいただきまして、ありがとうございました。
このような文章を添えれればいいと思います。
暑中見舞いの返事の例文
暑中見舞いの書き方では、ほとんど自分から出す場合と変わりませんが、「お礼」を書き添える部分がポイントです。
これを踏まえて、暑中見舞いの文例をいくつか用意してみました。
暑中見舞いの返事の例文：上司へ
暑中お見舞い申し上げます
ご丁寧な暑中お見舞いをいただき、大変ありがとうございました。
連日厳しい暑さが続いておりますが、ご健勝のこと何よりとお喜び申し上げます。おかげ様で、私どももつつがなく暮らしております。
今後もより一層尽力してまいる所存ですので、ご指導ご鞭撻のほどお願い申し上げます。
暑さますます厳しき折、体調を崩されませんようお気をつけください。
令和〇年 盛夏
暑中見舞いの返事の例文：先生へ
暑中お見舞い申し上げます
先日は心のこもった暑中お見舞いをいただき、誠に恐縮に存じます。
先生にはお元気でお過ごしのご様子、何よりうれしく存じます。いつもお心にかけていただき恐れ入ります。
このところご無沙汰をいたしており申し訳ございません。私ども家族一同、おかげさまでつつがなく過ごしております。
炎暑が続きます。どうぞ体調を崩されませんようお祈り申し上げます。
まずは、お礼かたがたお見舞いまで。
令和〇年 7月
暑中見舞いの返事の例文：友人へ
暑中お見舞い申し上げます
暑中のお見舞い状をいただきまして、ありがとうございました。
暑さが日増しに強まっておりますが、皆様にはお変わりなくお過ごしのことと何よりうれしく存じます。
この夏、私たちは北海道の函館に行ってきました。とても過ごしやすく海の幸を満喫してきました。おかげさまで私達も暑さに負けず、元気に過ごしていますのでご安心ください。
暑さはこれからが本番のようですので、体調管理にはお気をつけください。
令和〇年 盛夏
自分から出す暑中見舞いや残暑見舞いの書き方のポイントや例文については、コチラを参考にしてください！
まとめ
暑中見舞いの返事はいつまでに必要なのか。
書き方や例文とともにまとめましたが、返事はできるだけ早く出すように心がけてください。
暑中見舞いをもらってから、あまり期間を長くあけすぎると熱が冷めてしまうので注意しましょう。
暑中見舞いの返事は、時期によって「暑中見舞い」or「残暑見舞い」で出すのか変化します。
いつからいつまでか、それぞれの期間を改めてチェックするにはコチラを確認してくださいね。
＞＞暑中見舞いの期間はいつからいつまで？出すタイミングとは
＞＞残暑見舞いを9月に出すのは失礼？出しそびれたらどうする？