年賀状じまいの文例【20代30代向け】友人・親戚・ビジネスの相手別に解説

2023年10月26日2023年11月17日

年賀状を送るのは日本の伝統的な文化ですが、近年では年賀状じまいをする人も増えています。

年賀状じまいとは、年賀状を送らないことを宣言することです。20代30代の若者が年賀状じまいをする理由として多いものが、以下に挙げられます。

• 年賀状を書くのが面倒だと感じる
• 年賀状を送る相手が多く、お金もかかる
• 年賀状に対する返事が少ない
• 年賀状に書く内容が思いつかない
• 年賀状以外の方法で連絡を取れる

昔と違い、遠方の方と連絡を取る方法もLINEやメールもあるし、時代に合わなくなってきたという理由も大きいですよね。

ただ、年賀状じまいをする場合は、相手に失礼にならないように配慮する必要があります。

この記事では、20代30代の若者向けの年賀状じまいの文例を、友人・親戚・ビジネスの場合別に解説します。

テンプレートも用意してますので、自分に当てはめて作ってみて下さい。

年賀状じまいを送るタイミングはいつ？

年賀状じまいを送る前に、最初に知っておいて欲しい事の一つに、

「年賀状じまいを送るタイミングはいつが良いのか？」

というものがあります。

これは3つほどタイミングのパターンが考えられます

1. 相手が年賀状を用意する前
2. 例年通り年賀状を書き、その年賀状に「辞める一文」を添える
3. 相手の年賀状を受け取った後

オススメなのは2番のタイミングです。

この年賀状じまいを出すタイミングについては、別のページで詳しくまとめています。

＞＞年賀状じまいはいつ出すべき？最適な時期とマナーを解説

その理由もしっかり解説してますので、年賀状じまいを書く前に、ぜひご覧になって下さい。

年賀状じまいの書き方

年賀状じまいを送るにも、その書き方があります。

年賀状じまいは、相手に不快な思いをさせないようにするために、

「これまでの感謝や気遣いの言葉」
「どうして年賀状のやり取りをやめたいのか？」
「今後も連絡を取りたい意思」

これらを添えることが重要です。

ということで、ここから文例を紹介していきますが、先ほどの2番のケースを想定して年賀状の中に「辞める一文」を添える形で紹介していきますので、参考にしてください。

20代30代の年賀状じまいの文例【友人向け】

明けましておめでとうございます

元気にしてますか　なかなか連絡できなくてごめんなさい

仕事が忙しくて年末は年賀状を書く時間が取れないので　今回で私は年賀状をやめることにしたいと思います

もちろん　あなたと交流は続けたいと思っています　これからはメールやSNSなどで気軽に連絡してくださいね

それでは今年もよろしくお願いします

20代30代の年賀状じまいの文例【親戚向け】

あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます　昨年は大変お世話になり感謝しております

この度　時代の流れに沿って　本年からは年賀状のやり取りを見合わせることにしました

今後ともよろしくお願いいたします

皆様のご健康とご幸運を心から祈っております

20代30代の年賀状じまいの文例【ビジネス向け】

謹賀新年

旧年年はひとかたならぬご用命を賜わり厚くお礼申し上げます

さて誠に勝手ながら　本年をもちまして皆様への年賀状による年始のご挨拶を控えさせていただくこととなりました

今後はメールでのご連絡を密にさせていただき　お客様のご満足に努めてまいりますので　何卒ご理解のほどお願いいたします

来年より　ご登録頂いているメールアドレスにて各々様にご挨拶させて頂きます

20代30代の年賀状じまいの文例まとめ

20代30代の年賀状じまいの文例について、友人・親戚・ビジネスの相手別に解説しました。

時代の変化や個人の事情により、年賀状をやめることを決める人もいますが、相手に感謝の気持ちと今後の連絡方法を伝えることは大切だと思います。

年賀状じまいの文例は、相手の関係性や親しさに応じて言葉を選ぶと良いのではないでしょうか。

今回は、それぞれのケースに合わせた文例を紹介しましたが、最終的には自分の言葉で書くことが大切なので、最終的にはしっかりと自分の思いを伝えられるようにしたいですね。

そして年賀状は、新しい年を迎える前に準備することが望ましいです。郵便局では12月15日までに投函された年賀状は、元日に配達されるようにしています。早めに書いて、親戚に新年のあいさつを届けましょう。

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。