年賀状に書く一言の例文【親戚編】健康や感謝のメッセージを添えて
年賀状に書く一言は、親戚との絆を深める大切なコミュニケーションのひとつです。
しかし、毎年同じような文面ではマンネリ化してしまいませんか?そこで、年賀状の空白スペースに、相手のことを思いやる一言を書くことで、親戚との関係をより深めることができます。
そこで、この記事では親戚に向けた一言の例文をご紹介します。健康を気遣う言葉や感謝のメッセージを添えて、親戚に温かい気持ちを伝えましょう。
とは言え、親戚と言っても様々なケースがあると思います。そこで今回は次の3つケースでまとめました。
1.年賀状の一言文例:仲の良い親戚
2.年賀状の一言文例:義理の両親
3.年賀状の一言文例:ご無沙汰の親戚
さらに、この3つのケースで「健康」「感謝」「結婚」などのメッセージを送る場合の一言文例を用意したので、ぜひ参考にしてください。
親戚への年賀状の書き方
まずは親戚への年賀状の書き方についてですが、親戚への年賀状に書く内容は、主に4つに分けられます。
1.自分や家族の近況報告
2.相手や家族を思いやる言葉
3.お世話になっていることへの感謝
4.ご無沙汰していることのお詫び
1.自分や家族の近況報告
年賀状は、自分や家族の元気な様子を伝えることが目的です。
仕事や学校、趣味や旅行など、その年にあった出来事や変化を簡潔に書きましょう。写真付き年賀状にするとより具体的に伝わります。
例:「昨年は長男が大学に入学し 次男が中学に入学しました」「子どもたちも成長しています 写真を添えてお送りします」
2.相手や家族を思いやる言葉
年賀状は、相手や家族の健康や幸せを願うことも目的です。
相手の状況や気持ちに寄り添って、心温まるメッセージを伝えましょう。特にコロナ禍で大変な一年だったときなど、ご健康をお祈りする言葉を添えるとよいでしょう。
例:「昨年はコロナ禍で大変な一年でしたが 皆様のご健康をお祈りしております」「私たちは元気に過ごしています」「今年はワクチン接種も進み 少し安心できるようになりましたね どうぞお身体に気をつけてお過ごしください」
3.お世話になっていることへの感謝
また年賀状は、親戚との感謝の気持ちを伝えることができます。
特に親戚から何かお祝いやお見舞いなどを受けた場合は、改めてお礼の言葉を書きましょう。
例:「昨年はお世話になりました おかげさまで 子どもたちは無事に卒業・入学を迎えることができました これからもよろしくお願いいたします」
4.ご無沙汰していることのお詫び
年賀状は、親戚との連絡不足をお詫びすることもできます。
特に久しぶりに連絡する場合は、ご無沙汰していることを謝罪しましょう。
例:「ご無沙汰しております 昨年は仕事が忙しくて なかなか連絡できませんでした 申し訳ありません」「今年はもっと親戚との交流を深めたいと思っています」
親戚との関係性で変化させるポイント
親戚といっても関係性や親しさはさまざまです。相手に合わせて文面を変える必要があります。
また年配の方には敬意を表す賀詞や縁起の良い言葉を使うことがマナーです。
このように、親戚への年賀状の書き方は相手のことを思いやる一言を添えることがポイントです。少し工夫するだけで、親戚との絆を強めることができます。
では、書き方が分かったところで、次は
1.年賀状の一言文例:仲の良い親戚
2.年賀状の一言文例:義理の両親
3.年賀状の一言文例:ご無沙汰の親戚
さらに、この3つのケースで「健康」「感謝」「結婚」などのメッセージを送る場合の一言について文例を用意しました。
1.年賀状の一言文例:仲の良い親戚
仲の良い親戚に送る年賀状では、思い出や近況を振り返ったり、関係を深めるために連絡や訪問をする予定や希望を伝えたりしますよね。
例えば、家族やペットの様子、旅行や趣味などの近況報告だったり、「次はGW辺りに遊びに行きますね」なども、気軽に言えたりすると思います。
または、助言や応援を感謝したり、一緒に楽しみたいことや計画したいことを提案したりもできます。
例えば、昨年に何か手伝ってもらった事などに感謝を伝えたり、「次は一緒にライブに行きましょう!」なども、気軽に言えたりすると思います。
ですので、親戚と言っても年の近い人やわりと気軽に言える仲の良い関係なら、年賀状の一言も、それほど文体や言葉遣いを気にしたりしなくても良いと思います。
これらを踏まえて、仲の良い親戚に送る年賀状に添える一言の文例をいくつか用意したので、ぜひ参考にしてください。
仲の良い親戚の年賀状に添える一言文例集
- 昨年中はお世話になりました 本年もよろしくお願い申し上げます
- お互い よい年にしたいものですね
- 今年は自分の体にもっと気をつけて健康的に痩せます!
- 先日はとても楽しかったですね 今年も変わらぬお付き合いをお願いします
- お互い飛躍の年にしましょう
- 新年会企画中 今度こそ出席してね
- 今年は理想のパートナーと出会えるように自分磨きに励みます!
- また一つ歳をとったわけですね
- 今年こそビールの一杯でも飲みましょう
- 二人目が春に生まれます ますます身動きが取れなくなってきました
- 三月頃そちらの方に出張します 久しぶりに食事でも
- 子どもも四月から幼稚園 少し時間でもご一緒ができますのでランチしましょう。
- 今年は〇〇の資格を取るために一生懸命勉強します!
- 今年の目標は〇〇です!一緒にがんばりましょう!
- 先日はありがとうございました 今度はうちにいらしてくださいね
- また一年会えませんでしたね 今年こそ!
- 今年も展覧会楽しみにしています テニススクールは続いていますか
- 四月から○○大学の公開講座に通うつもりです
- 今年はコロナ禍で大変な一年でしたが無事に乗り切りましたね 本当に良かったです 来年も健康第一で頑張りましょう
- 今年もあなたのお世話になりました いつも温かく支えてくれてありがとう 来年もどうぞよろしくお願いします
- あなたの結婚式は本当に素晴らしかったです 二人の愛が伝わってきました 私も感動しました これからもお互いに支え合ってください
- あなたがママになったなんて信じられません おめでとうございます 赤ちゃんはあなたに似ていますか?早く会いたいです
- あなたが引越すと聞いて寂しい気持ちになりました でも新しい場所での生活を応援しています また連絡くださいね
2.年賀状の一言文例:義理の両親
義理の両親に送る年賀状でも、仲の良い親戚と同じように思い出や近況を振り返ったり、関係を深めるために連絡や訪問をする予定や希望を伝えたりすることもできます。
ただ、特に目上の人に対しては、より改まった表現を心掛けることが大切です。
失礼にならないような言葉を選び、昨年の交誼の感謝と、義理の両親の一年の幸せや健康、繁栄を願う一言を添えるのが無難です。
「年賀状はあいさつ状である」という性格を考えると、目上の人にはこまごまとした事は書かずに簡潔にまとめましょう。
義理の両親の年賀状に添える一言文例集
- ご家族おそろいで 輝かしい新年をお迎えのことと存じます
- 皆様には 健やかに新春をお迎えのこととお喜び申し上げます
- 昨年中に賜りましたご厚情に深く感謝いたします
- 春には転勤することになりそうです またご連絡します
- まだまだ未熟な二人ですが 本年もお力添えを頂きますようよろしくお願いいたします
- おかげさまで父の具合もすっかり落ち着きました いろいろご心配おかけしました
- この一年がますます飛躍の年になりなりますよう お祈り申し上げます
- ○○様のお加減はいかがですか ご自愛専一に過ごされますよう
- 先日はお世話になりました 今度はぜひこちらに皆様お揃いでお出かけください
- 皆様のお陰で 私たちは元気に暮らしております いつも温かく見守ってくれてありがとうございます 来年もどうぞよろしくお願いします
- 今年も皆様のご厚意に感謝しています いつも私たちを助けてくださりありがとうございます
- 私たちが結婚してから皆様は大きな支えでした 結婚生活のアドバイスや励ましをありがとうございます
- 出産後で間もないのでお伺いできず申し訳ございません 今年は折を見てお伺いさせていただきたく存じます
3.年賀状の一言文例:ご無沙汰の親戚
ご無沙汰の親戚に送る年賀状には、ご無沙汰していることをお詫びする一言や、長らく会っていなかったので元気にされているか?
など、相手を気遣う一言を入れることで良い印象になります。そして、自分の安否についても伝える一言があればいいと思います。
また、疎遠になっていたが関係を近づけたい場合は、再開を希望するようなメッセージを入れても良いかとは思います。
その辺りは親戚との関係性にもよるので、あなたの感覚で選んでください。
ご無沙汰の親戚の年賀状に添える一言文例集
- すっかりご無沙汰しており、申し訳ありません
- 今年こそお会いできるのを楽しみにしております
- ご無沙汰ばかりで申し訳ございません 皆様にとって良き一年にますよう お祈りいたします
- お変わりなくお過ごしですか 今年はぜひお目にかかりたいと思っております
- お子様たちはお元気ですか
- おかげさまで○○も大きくなり四月から幼稚園です
- 今年はご子息様がご結婚なさるとのこと まことにおめでとうございます
- ご無沙汰して申し訳ございません 息子がそちらのお祭りが見たいと申しており 今年の秋は家族でお邪魔させていただきたく存じます 何卒よろしくお願いいたします
- ○○様の結婚式以来ですが その後いかがお過ごしでしょうか
- 今もゴルフは続けてらっしゃいますか またご一緒させてください
- ご無沙汰しておりますが 皆様お変わりありませんでしょうか
年賀状に書く一言の例文【親戚編】まとめ
年賀状は、親戚とのつながりを大切にする日本の文化のひとつです。
親戚に対して、健康や感謝のメッセージを添えることで、心温まるやりとりができます。
この記事では、親戚への年賀状に添える一言の例文をいくつか紹介しました。どれも、丁寧で素直な言葉遣いが特徴です。年賀状を書く際には、自分の気持ちを伝えるとともに、相手のことを思いやる気持ちを忘れないようにしましょう。
年賀状は、新しい年の始まりにふさわしい明るく楽しいコミュニケーションの手段です。親戚との関係をより良くするために、年賀状に書く一言に工夫をしてみてください。
そして年賀状は、新しい年を迎える前に準備することが望ましいです。郵便局では12月15日までに投函された年賀状は、元日に配達されるようにしています。早めに書いて、親戚に新年のあいさつを届けましょう。
この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。
友達には気楽に送れる年賀状も、会社の上司や取引先相手、親戚に送る時に年賀状の書き方で悩んだりしてないですか?そんな方のために、年賀状の書き方や例文を別のページで相手別でまとめています。
そして年賀状の出す時期やマナーなど、失礼のないように送るための記事も用意しましたので、年賀状で分からないことがあったら、こちらのページを参考にしてください。