年賀状じまいはいつ出すべき?最適な時期とマナーを解説

2023年12月20日

年賀状じまいはいつ出すべき?年賀状は、日本の伝統的な文化の一つですが、近年では年賀状を出さないという選択をする人も増えています。

年賀状を出さないと決めた場合、年賀状じまいをするタイミングはいつが最適なのでしょうか。

また、どのように伝えるのが良いのでしょうか。この記事では、年賀状じまいに関するポイントについて解説します。

年賀状じまいをする場合は、相手に失礼にならないように配慮することが大切です。ぜひ、この記事を参考にして、スムーズに年賀状じまいをしてみてください。

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年賀状じまいを出すタイミングはいつが良い?

年賀状じまいのタイミングについてですが、これは3つほどタイミングのパターンが考えられます

  1. 相手が年賀状を用意する前
  2. 例年通り年賀状を書き、その年賀状に「辞める一文」を添える
  3. 相手の年賀状を受け取った後

では、それぞれについてベストのタイミングはどれなのか見ていきましょう。

 

相手が年賀状を用意する前

このタイミングで年賀状じまいを宣言すると、相手が年賀状を書く手間や費用を省くことができます。時期としては11月下旬~12月上旬が良いでしょう。

メールやSNS、電話などで連絡できる人には、「年賀状を出さないことにしたから…」と、事前に伝えておくとスマートです。

しかし、相手が既に年賀状を用意していた場合は、気まずくなる可能性があります。

また、年賀状じまいの宣言をするのに早すぎると感じる人もいるかもしれません。

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例年通り年賀状を書く

例年通りの年賀状に一文を添える(最後の年賀状で「やめる」宣言) ←おすすめ

このタイミングで年賀状じまいを宣言すると、相手に感謝や挨拶を伝えることができます。

また、相手も年賀状を送ってくれたことに対して返事をすることができます。この方法は、最も丁寧でマナーに沿っていると言えます。

ただし、年賀状じまいの宣言は明確にすることが大切です。曖昧な表現や小さな文字で書くと、相手に伝わらない可能性があります。

 

相手から年賀状を受け取った後

相手から年賀状を受け取った後で年賀状じまいを宣言すると、相手に不快な思いをさせるかもしれません。

  • 年賀状の返事を書き、そこに辞める一文を添える。
  • メールなどで連絡し、年賀状のやり取りを辞める。
  • 何も送らない。

などの方法がありますが、相手は年賀状を送ったことに対して返事がないと嫌われてるのかと不安になると思うので、何らかのアクションを返すことは必要だと思います。

でも、これだとすべて受け身の方法になってしまいます。

このように年賀状じまいを送るタイミングは、相手の気持ちやマナーを考慮する必要があります。

私は、2番目の例年通りの年賀状に一文を添える方法をおすすめします。この方法は、相手に感謝や挨拶を伝えることができますし、相手も返事をすることができます。

また、相手に失礼にならないように配慮することができます。

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年賀状じまいのマナー

年賀状をやめるにしても最後に相手に伝えるのがマナーです。

直接伝える方法としては、年賀状で伝えるか、メールやSNSで伝えるかがあります。

もし早めにメールやSNSで伝える場合は、相手が年賀状を準備する前、11月下旬~12月上旬までに連絡しましょう。そうすれば、相手に迷惑をかけずに、スムーズに年賀状をやめることができます。

12月15日から郵便局の年賀状受付が始まりますので、早い方ならその前に準備されてるかもしれません。12月後半になると相手も年賀状を書き終わった後になるかもしれないので、あまり遅くならないようにしましょう。

メールやSNSで伝えるときは、親しい友人や知人なら問題ありませんが、ビジネス関係や敬語を使う相手なら、丁寧な言葉遣いで理由を添えて伝えるのが良いでしょう。

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年賀状じまいで抑えたい3つのポイント

年賀状じまいを出すときはどのような感じで相手に伝えればいいのか、難しく思われるかもしれませんが、抑えるポイントは次の3つです。

  1. 1人の相手だけではなく、みんなだという事
  2. 年賀状をやめたい理由を書く
  3. 今後の付き合いは続けたい

この3つの内容を入れた文章を添える事で、相手に失礼の内容に年賀状を辞めることができます。

では、このポイントを抑えた年賀状じまいの文例を用意してみたので参考にしてください。

 

年賀状じまいの文例

新年おめでとうございます

昨年は大変お世話になりました 皆様お元気でしょうか

さて 私事ではございますが 年齢を重ねるにつれて年賀状を書くことが負担に感じるようになりました

また 仕事や家事などで忙しく 年末年始はゆっくり休みたいと思うようになり 今回で年賀状でのあいさつを控えさせていただきたいと思います

今後は電話やメールなどで連絡を取り合っていけたら嬉しいです どうぞ今年もよろしくお願いします

これは一つの例ですが、もっといろんなパターンが知りたい。20代や50代など年齢による違いや、親戚、ビジネスなど相手別でどう変えればいいのか?

そんな細かい違いについて、別のページでまとめています。

>>年賀状じまいの文例【20代30代向け】友人・親戚・ビジネスの相手別に解説
>>年賀状をやめる理由と文例【40代50代】年賀状じまいの正しいやり方と相手の反応
>>【60代70代】年賀状じまいの文例!高齢や定年退職を理由にした終活年賀状の書き方
>>年賀状だけの付き合いをやめたい時に使える文例!スマートにやめる方法とは?

ぜひこちらも参考にしてください。

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まとめ

年賀状じまいはいつ出すべきかという事で説明してきましたがいかがでしたか?

無難なのはいつも通りに年賀状を出して、その際に今年で辞めたいという旨を伝えればスムーズにいくと思います。

また、早めに伝えて相手の負担を減らすという事も良いと思います。

ただ、相手から来た年賀状に対して、何も出さずにそのまま辞めてしまうと、相手が少し不安に思われるかもしれないので、これからも付き合いはしたいという相手であれば、何らかのアクションはした方が良いでしょうね。

年賀状じまいの文面は、年賀状をやめる理由や感謝の気持ちを伝えるとともに、今後もお付き合いを続けたいという旨を添えるのが望ましいです。

年賀状は日本の伝統的な文化ですが、時代の変化に合わせて自分に合った方法で新年の挨拶をすることも大切です。

年賀状じまいをする場合は、最適な時期とマナーを守って、相手に不快な思いをさせないようにしましょう。

友達には気楽に送れる年賀状も、会社の上司や取引先相手、親戚に送る時に年賀状の書き方で悩んだりしてないですか?そんな方のために、年賀状の書き方や例文を別のページで相手別でまとめています。

そして年賀状の出す時期やマナーなど、失礼のないように送るための記事も用意しましたので、年賀状で分からないことがあったら、こちらのページを参考にしてください。

>>年賀状の書き方や文例と時期などのマナーについて

 

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