年賀状を出さない割合と理由がヤバイ!SNSの普及以外の大きな理由とは?

年賀状を出さない割合と理由がヤバイ!近年では年賀状を出さない人やもらったのに出さない人が増えています。

年賀状を出さない人の割合は3~4割に上るとも言われていますが、今後はもっと増えていくと予想されますし、それは自然な流れと考えている方も多いんじゃないでしょうか。

2023年の年賀状の当初発行枚数は14.4億枚となっており、ピークの2003年では44.6億枚の発行枚数がありました。

ですので、ピークから約1/3まで減っているのがわかります。

そしてこの流れは2008年からずっと続いていて、15年以上発行枚数が減り続けていることからわかるように、年賀状を出す人の割合が全く増えていないワケなんですよね。

そんな年賀状を出さない人の理由には、年賀状の紙媒体からSNSなどのネット媒体への以降も大きな理由の一つですが、それ以外にもいろんな原因があるようです。

そこで今回は、年賀状を出さない人の割合について。そして年賀状を出さなくなった理由と、逆に出している人はどのような理由があるのか見ていきたいと思います。

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年賀状を出さない人の割合はどれくらいか?

年賀状を出さない人の割合はどれくらいなのか?

様々な調査や報道をまとめると、年賀状を出さない人の割合は、おおよそ5割程度であることが分かります。

ここ数年は出さない人の割合が増えてきており、性別や年代、地域別などで違いはあるものの、全体では52.4%が年賀ハガキを出したという結果もあります。

ですので、約半数が年賀状を出さなかったということです。

また、年賀状を出さないと答えた人の中で、特に18~29歳では57%が年賀状を出さないと言う回答もある事から、特に若者に年賀状を出さない傾向が高い事がわかります。

こういったデータからわかるように、年賀状を出さない人は決して少数派ではありません。

むしろ、若者世代や働き盛りの世代では多数派と言えるかもしれません。また、年賀状をやめた人の多くは、メールやSNSで挨拶をすることで気が楽になったり時間やお金が節約できたりしたと感じています。

もちろん、紙の年賀状にはエコロジー性、近年のSDGsを意識した流れも多少なりとも理由に含まれると思います。

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年賀状を出さない理由は何なのか?

さきほどの年賀状の発行枚数やアンケートなど見てもわかるように、年賀状を出さない人は増加傾向です。

年賀状を出さない理由はさまざまありますが、その中でも特に多いのは「SNSの普及」です。

今の時代はスマートフォンやネット環境が整っており、普段から使い慣れている事が大きな理由になってます。

スマホの普及率は2011年に14.6%でしたが、5年後の2016年には56.8%と急上昇しています。2021年に9割超えて2023年は96.3%となっており、高齢者の人ですら、もはや持っていない人は少ないです。

年賀状は2008年以降減り続けているわけですが、このスマホの普及率と関係があるのは確実ですし、特に若者に年賀状を出さない傾向が高いのも納得できます。

また、仮に年賀状を出したいとしても、別にわざわざ紙媒体の年賀状で送らなくても、年賀状用に加工した画像や動画を用意して、それをLINEやメールで相手に送信しさえすれば、印刷代もかかりません。

実際、そういうサービスも近年は充実してきています。

郵便局の年賀状を出す期限も気にしなくていいし、一つ年賀状となる画像を用意すれば、それを一斉に送信すれば事足ります。

また、相手の住所を知らなくても送れることも大きなメリットの一つです。

時間短縮、コスト削減、個人情報の保護などからもメリットがありますし、郵便局からも『スマートねんが』といったLINE年賀状サービスが提供されてますので、そういう流れになってきているという事です。

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年賀状を出さないSNSの普及以外の大きな理由

年賀状を出さない理由として、SNSの普及が大きいと説明してきましたが、もっと根本的なところで、

「年賀状を書くのが面倒だ」と感じる人が増えたことです。

年賀状を書くには、

  • 年賀状を購入する
  • 送り先を決める
  • デザインを選ぶ
  • 文章を考える
  • 締め切りまでに投函する

という手間がかかります。

年末は忙しい時期なので、これらの作業に時間を割くのが大変です。また、休日も年賀状作りに費やすことになるので、自分の好きなことができなくなります。そうした理由から、年賀状を書くのをやめた人や、最初から書かない人が多くなっています。

もちろん、面倒だと感じること以外にも、年賀状を出さない理由はあります。例えば、

  • 年賀状やインク代にお金がかかるのが嫌
  • 年賀状を出す相手が少ない
  • 相手の住所を知らない
  • 年賀状だけの付き合いをやめたくなった
  • 年賀状を出すことに意味や価値を感じない
  • 会社の方針で廃止になった
    送っていた相手も年賀状を求めていない。

などです。これらの理由も、年賀状の発行枚数が減っている要因として考えられます。

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会社の上司に年賀状は出す?出さない?

年賀状を出さない割合は増えていますが、会社の上司に年賀状を出すかどうか悩む人は多いのではないでしょうか。

その会社の上司に年賀状を出すかどうかの判断基準ですが、会社や個人の考え方によりますが、基本的には出さなくても良いというのが最近の傾向です。

個人情報保護の観点で社員の住所などを公開していない時や、年賀状のやり取りを会社で禁止、廃止している場合などもありますね。

ただ、上司から年賀状が届いた時や、自分だけだしてないと後々面倒になる時などは出したほうが良いとされています。

 

取引先に年賀状は出す?出さない?

会社の上司には個人の判断にゆだねられるところも多いと思いますが、取引先の会社に年賀状を出すのか出さないのか?

年賀状を出すにしても、出す範囲はどこまで広げればいいのか、取引先との親密度や今後取引があるのかなど悩むところも多いと思います。

会社の方針として年賀状は出さないとしている場合は楽なのですが、基本的にはお世話になっている取引先には出すべきだと思います。

また、今後お世話になりそうな取引先です。

これは、感謝の気持ちを伝えるとともに、信頼関係を深めるために有効な方法です。特に、昨年中に大きな契約やプロジェクトを行った取引先や、新規に取引を開始した取引先には、年賀状を出すことで印象を良くすることができます。

年賀状を出さなくても良い場合は、やり取りの少ない取引先や、年賀状を自粛している取引先で、無理に年賀状を出すことで相手に負担をかけることを避けるためです。

特に、個人情報の観点から社員の住所などを公開していない場合や、年賀状のやり取りを会社で禁止、廃止している場合は、年賀状を出さないほうが良いとされています。

年賀状を出す場合は、配達日や裏面の文言、賀詞などに気を付ける必要があります。

特に、配達日は1月1日から3日までに届くようにすることが望ましく、賀詞は「謹賀新年」「恭賀新年」「謹んで新年のお喜びを申し上げます」などの丁寧なものを選ぶことが大切です。

年賀状の宛名は、担当者宛に出すのが普通で、住所や会社名、部署名、役職などは正確に書くようにします 。これは、相手に敬意を表するためです。特に、住所や会社名などは間違えると相手に不快感を与える可能性があるので 、確認することが重要です。

また、部署名や役職などは昨年中に変更があった場合もあるので、最新の情報を入手しておきましょう。

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義両親に年賀状は出す?出さない?

義両親に年賀状を出すか出さないかですが、義両親との関係や家族の事情によって、年賀状のやりとりは変わってくるでしょう。

義両親に年賀状を出すかどうかの判断の一つとして、「お正月に会うかどうか」ということが重要になります。もしもお正月に会う予定があるなら、年賀状を出さなくても問題ありません。実際に会って挨拶することで、年賀状の目的は果たされるからです。

ただし、これは一般的な話であり、義両親や夫との関係や事情によっては年賀状を出した方が良い場合もあります。例えば、

  • 義両親と仲が良くない
  • 年賀状を辞めることを伝えるのが難しい
  • 義両親が風習やマナーに厳しい
  • 義両親から年賀状を送ってほしいと言われている

このような場合は、お正月に会う予定でも、年賀状を出すことで義両親との関係を円滑にすることができます。

また、毎年写真付きの年賀状を送っている場合は「結婚式や孫の写真が見たい」という理由で義両親から期待されている可能性もあります。

結局のところ、義両親に年賀状を出すかどうかは自分自身の気持ちや判断で決めることです。出さないことで後悔やトラブルが起きそうなら、出すことも一つの選択肢です。逆に、出さなくても問題ないと思えるなら、出さないことも悪くありません。

 

年賀状をもらったのに出さないのは非常識?

自分が出さなかった相手から年賀状が届いたことがあるかと思いますが、年賀状をもらったのに出さないのは非常識なのでしょうか?

それとも、今の時代にはそんなことは気にしなくてもいいのでしょうか?

別に年賀状をもらったからといって、必ずしも返さなければならないというルールはないですよね。でも、相手が期待している場合や、自分から連絡を取りたい場合は返すべきだと思います。

また、一般的なマナーとしては返すべきでしょう。

でも、年賀状のやり取りをやめたい、別に会う予定もない相手からの年賀状で返すのがメンドクサイと思うケースもあるかと思います。

そんな場合でも、LINEやメールでつながっているのなら一報くらい入れるのも良いかもしれないですね。

そんな時、もし年賀状をやめたい場合は、「年賀状じまい」という事で別の記事でもたくさん紹介しています。

こちらでは「年代別」「相手別」で様々な文例を用意していますので、かなり参考になると思います。

もし今回の内容以外で参考にしたい方がいらっしゃいましたら、ぜひこちらもご覧になって下さい。

>>年賀状じまいはいつ出すべき?最適な時期とマナーを解説
>>年賀状じまいの文例【20代30代向け】友人・親戚・ビジネスの相手別に解説
>>年賀状をやめる理由と文例【40代50代】年賀状じまいの正しいやり方と相手の反応
>>【60代70代】年賀状じまいの文例!高齢や定年退職を理由にした終活年賀状の書き方

この記事が皆さんのお役に立てれば幸いです。

 

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