寒中見舞いの時期が過ぎたらどうする?出し忘れた時の対処法とは

2023年12月26日

寒中見舞いの時期が過ぎたらどうする?出し忘れた時の対処法とは寒中見舞いとは、冬の寒い時期に相手の健康を気遣う便りですが、年賀状の返礼や喪中の方への挨拶、賀状をくれた方への欠礼の知らせにも適しています。

しかし、出し忘れていて気づいたら寒中見舞いの時期が過ぎてしまった。

こんな場合、どうすれば良いのか困りますよね?

また、年賀状を出し忘れていたけど寒中見舞いを送れば大丈夫なのか?

この記事では、寒中見舞いの出し方や時期、遅れた場合の対処法についてご紹介します。

スポンサードリンク

寒中見舞いの時期が過ぎたらどうする?

寒中見舞いを出す時期はいつからいつまでなのか?

こちらの期間は「1月8日~2月3日頃まで」となっています。

2月4日の立春を過ぎると寒中見舞いではなくなりますので、次は「余寒見舞い」というお便りに代わります。

ですので、寒中見舞いの時期が過ぎたら、余寒見舞いという形で出すことになります。

ただし、寒中見舞いの出し方についてもマナーがあります。

自分と相手が、どのような状況で、どんな意味で出すのかで内容が変わってくるのです。それによって書く文章にもマナーが必要になります。

というのも、寒中見舞いとは寒さの厳しい季節に相手の健康や安否を気遣うためのあいさつ状ですが、「お詫びの言葉」を込めて出す場合もあるからです。

 

例えば、

  • 喪中の相手に年賀状を出したお詫び
  • 自分が喪中で、相手から年賀状をもらったが返信していないときのお詫び
  • 年賀状の出し忘れのお詫び

このようなお詫びを入れようとしていたのなら、寒中見舞いの出し忘れは失礼にあたりますので気を付けて下さい。

もし出し忘れて余寒見舞いになってしまったら、さらにお詫びの一文など添える事になるので謝ってばかりになっちゃいますね。

手紙には「時期・タイミング」というものが大切なので、出し忘れのないよう注意しましょう。

スポンサードリンク

寒中見舞いはいつまで出せる?

寒中見舞いでお詫びの言葉を入れなければならない場合、出し忘れには気をつけなければいけません。

では、具体的には何日から出せるのか?いつまで大丈夫なのか?相手に届くまでの日数も気になるかもしれません。

一番安全なのは、1月7日の松の内が過ぎたらすぐに出すことです。事前に用意しておいてこの日が過ぎたら出しましょう。

そして、寒中見舞いはいつまでに出せば大丈夫なのかですが、具体的な日にちを計算します。

まず近い地域なら1~2日で届きますので、2月1日に出せば間に合いますが、遠方の地域なら、2~3日かかります。

ですので、遅くとも1月31日までに投函しなくてはいけません。

これらはあくまで可能性であり、確実ではありません。天候や配達状況によっては、元旦に届かない場合もあります。

またハガキの到着日を調べたい場合は、郵便局の公式サイトで自分と相手の郵便番号を入力すると確認できます。

郵便局公式サイト⇒お届け日数を調べてみる

スポンサードリンク

寒中見舞いを出し忘れた時の対処法

寒中見舞いの時期は「1月8日~2月4日頃まで」となっています。

この時期を過ぎないように気を付けたいですが、もしも出し忘れてしまったらどうすれば良いのか?

その対処法についてですが、寒中見舞いの次は余寒見舞いというお便りに変わります。

夏でいう「暑中見舞い」と「残暑見舞い」の関係と同じです。

余寒見舞いの時期は「2月4日頃の立春~2月下旬まで」となっていますので、期間が2月いっぱいまであります。

 

相手の安否や健康を願うような、通常の寒中見舞いであれば出し忘れで余寒見舞いとして送る事は全く違和感ないのですが、年賀状のお礼や喪中欠礼のお詫びなどの意味であれば、時期がだいぶ遅れてしまっているので、受け取った相手も「今ごろ送ってきて・・・」となってしまいますので、出し忘れには気を付けてください。

それでも、余寒見舞いに時期が遅れてしまったとしても年賀状のお礼やお詫びを書かないといけない場合について、その文例を紹介します。

スポンサードリンク

寒中見舞いの時期が過ぎた時の文例

寒中見舞いの時期が過ぎて、余寒見舞いで出すときの文例を紹介します。

余寒お見舞い申し上げます

ご丁寧なお年始状を頂き、誠にありがとうございました。

昨年12月に祖母が他界いたしましたため、年頭のご挨拶を控えさせていただきました。

欠礼の挨拶が行き届かず、大変失礼いたしました。

残寒いまだ去らぬ毎日でございます。どうぞ皆様ご自愛くださいますよう、お祈り申し上げます。

令和〇年2月

 

最初は「余寒お見舞い申し上げます」から始まります。

そして、年賀状をいただいたお礼や返事が出来なかったことのお詫びを添えましょう。

最後は相手の健康や幸せを祈る挨拶で締めます。

 

寒中見舞いの出し忘れ対処法まとめ

寒中見舞いの時期に、忙しさやうっかりで出しそびれてしまうこともあると思います。

その場合は、寒中見舞いではなく余寒見舞いとして出すこともできますが、やはりこのような季節の便りは時期やタイミングが大切です。

ましてや、喪中での年賀状の返信などのお詫びの内容であれば尚更です。

できるだけ出す時期は守った上で、もしも寒中見舞い時期に出せなかった場合に、今回の記事が参考になれば幸いです。

寒中見舞いは冬のご機嫌伺として送るのはもちろん、松の内までに出せなかった年賀状の代わりや返礼、喪中の方への年頭のあいさつ代わりとしても送ることができる、便利なお便りです。

その寒中見舞いの出す時期や書き方、文例などを別のページでまとめていますので、寒中見舞いで分からないことがあったら、こちらのページを参考にしてください。

>>寒中見舞いの書き方や例文、時期などのマナーについて

 

スポンサードリンク