友人・親戚へ地震のお見舞いの言葉の書き方と文例【心温まるメールや手紙】

友人・親戚への地震のお見舞いメールの書き方と文例【心温まるメッセージ】地震は突然やってきます。大きな揺れに驚いたり、被害に遭ったりした友人や親戚には、心からのお見舞いの言葉を伝えたいですね。

しかし、どのように書けば相手の気持ちに寄り添えるのでしょうか?また、どのような文例が参考になるのでしょうか?

送る内容に必要なポイントには次のような事柄があります。

  1. 安否の確認を最優先にする
  2. お見舞いの言葉は短くても丁寧にする
  3. 励ましの言葉や援助の申し出を添える
  4. 忌み言葉や余計な質問は避ける
  5. 文例を参考にして自分の言葉で書く

この記事では、友人や親戚への地震のお見舞いの言葉として、手紙やメールの書き方と文例をご紹介します。ぜひ、前向きになってもらうような心温まるメッセージを送りましょう。

スポンサードリンク

安否の確認を最優先にする

地震を含めた災害の場合は、ニュースだけが入ってきて安否が不明なこともあります。

その場合は、心配する言葉が最も先に来ます。

地震速報など、テレビやネット等での情報が多いと思うので、まずはその事から触れていきます。

  • テレビにて御地の地震のニュースを見ました。被害の大きさに大変驚いています。○○さんとご家族の皆様は大丈夫でしたか。
  • 被災を知って呆然となりました。詳しい状況が不明なだけにとても心配でなりません。
  • ○○さんのお宅の近くで大きな地震があったと聞き、被害の様子はいかがかと心配しております。ご家族の皆様はご無事でしょうか。
スポンサードリンク

地震のお見舞いの言葉は短くても丁寧にする

相手を勇気づけるためのお見舞いの言葉を添えるとよいでしょう。

ただし、長々と書いたり、過剰な同情などは必要ありません。前向きになれるような文面を書くように心がけて下さい。

  • このたびの被災のこと、心よりお見舞い申し上げます。
  • 今回の地震で避難所に移られたと聞きました。不慣れな環境でご心労はいかばかりかと拝察いたします。
  • 皆様にお障りがなければと、ひたすらご無事を念じております。

 

励ましの言葉や援助の申し出を添える

励ます言葉とともに、何かこちらから支援できることはないか、尋ねてみるのも良いです。

ただ、励ましの言葉に「頑張って」という言葉は止めておきましょう。

被災した方は当然頑張って日々の生活をしているわけで、そんな事は当たり前にやっていることです。

特に当事者でもない方から言われるのは、「これ以上何を頑張ればいいのか?」という気持ちにさせてしまう事もあるので注意して下さい。

  • 私たちで役に立つことがありましたら、遠慮なくお申し付けくださいね。
  • まだ余震が続いているとのこと。さぞや不安な毎日とは存じますが、どうかお気持ちを強く持ってください。
  • お見舞いのしるしを些少ながら同封しました。日用品やお食事などにお使いいただければ幸いです。

手紙で送る場合は、お見舞い金を同封して送る事もあるかと思います。その場合は一言添えておくとよいでしょう。

スポンサードリンク

忌み言葉や余計な質問は避ける

地震で被災された方に対して、前向きになる言葉を送るべきですが、忌み言葉を送ってしまうと気分が下がってしまいます。

忌み言葉というと、このサイトでもたくさん紹介していますが、

死、苦、迷う、四(=死)、九(=苦)、苦しい、死、寝込む、衰える、枯れる、失う、長引く、痛い、根付く、バラバラ

などなどあります。

>>忌み言葉とは?結婚式や葬儀で避けたい言葉と言い換え例

例えば、地震のニュースを見ていても、このような後ろ向きになってしまう言葉はたくさん出てきてしまいます。

それをあえてメールや手紙にはしないで下さい。

わかりやすく言うと

  • 「死者○○名も出ています」
  • 「地域一帯が壊滅状態のようですね」
  • 「復興はまだまだ先のようです」

見る方もイヤな気分になるので、しっかりと気遣いのある言葉を添えて下さい。

また、相手を刺激するような余計なことは書かないで下さい。

  • 「せっかく新築の家を買われたばかりなのに」
  • 「ようやく新たな土地で独立されましたのに」
  • 「新婚で幸せいっぱいの中で」

相手にとって酷ですし、お見舞いの趣旨から大きく外れるので止めましょう。

 

友人・親戚への地震のお見舞い言葉の文例

ここまでのことをまとめて、実際にどのようなお見舞いの言葉を手紙やメールを送ればいいのか、文例をいくつか紹介します。

お見舞いの手紙では、時候の挨拶などは不要ですし、自分の近況報告や追伸なども必要ありません。

もし、目上の方にあてる場合は「取り急ぎお見舞い申し上げます」などと、一言文頭に添えます。

スポンサードリンク

友達に送る地震のお見舞いメールの例文

今回の地震で避難所に移られたと聞きましたが、家族様も全員無事だと聞いて安心しました。

ただ、連日の大きな余震で○○さんが眠れない夜を過ごしているだろうと思うと、自分のことのように胸が痛みます。

慣れない環境での生活で体調を崩されないよう、一日も早く元の暮らしに戻れるように心よりお祈りしております。

 

親戚に送る地震のお見舞いメールの例文

このたびの被災のこと、心よりお見舞い申し上げます。

被害の様子はいかがかと心配しております。○○様とご家族の皆様はご無事でしょうか。

断水や停電などでご不自由なさっている事でしょう。ご入用なものがありましたら、遠慮なくおっしゃってください。

一日も早く平穏な生活に戻られることを、心からお祈りするばかりです。

応援の掛け声ばかりで、何のお役にも立てない自分を不甲斐なく感じますが、まずは取り急ぎ書中にてお見舞いまで。

 

友達や親戚に送る地震のお見舞い手紙の例文

突然の出来事、心よりお見舞い申し上げます。

○○さん宅は比較的被害が少なかったと聞いて、少し安心しました。

ただ、生活で不自由なことも多くあるかと思います。本当にささやかではありますが、お見舞いを同封いたします。とりあえずのご用にお使いいただければ幸いです。

遠方ゆえこのようなご協力しかできないことが残念でなりません。皆様くれぐれもお体をお大事に。

一刻も早い復興と皆様のご健康を、心よりお祈り申し上げます。

 

地震のお見舞い言葉の書き方と文例まとめ

地震は突然やってきて、私たちの日常を一変させます。

大切な人が被害に遭ったときは、心からのお見舞いの言葉を伝えたいと思うものです。しかし、どう書いたら良いか迷ってしまうこともありますよね。

この記事では、友人や親戚への地震のお見舞いメールの書き方と文例をご紹介しました。心温まるメッセージを送ることで、相手の不安や悲しみを少しでも和らげることができるでしょう。また、自分も気持ちを落ち着かせることができます。

地震の被害に遭われた方々におくるメールや手紙において、この記事が、あなたのお見舞いの言葉選びの参考になれば幸いです。

スポンサードリンク