上司宛のお中元お礼状の書き方と文例集!メールはマナー違反?

2024年8月26日

お中元 お礼状 上司お中元が届いた時は、それに対してお礼をするのが礼儀です。

ただ、上司から送られてきたお中元に対して、どんなお礼を返せばいいのか?

その手紙の書き方などわからないことも多いと思います。

そこで今回は、上司へのお中元のお礼状で返事をする時、その書き方や例文をいくつか用意しました。

またメールで返すのはマナー違反になるのか、そちらも触れていきましょう。

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上司に対するお中元のお礼状の書き方

お中元のお礼状に限らず、誰かにお世話になったり贈り物をいただいてお礼をするときは、とにかく早く感謝の手紙を書くことが大切です。

特にお中元やお歳暮の場合、確かに受け取ったという報告の意味もあるため、すぐにお礼状は書きましょう。

その上で、お中元のお礼状の書き方のポイントを見ていきます。

  • 頭語
  • 時候の挨拶
  • 相手の健康や息災を喜ぶ言葉
  • お中元へのお礼の言葉
  • お中元の中身について感謝や感想、使い道など具体的に
  • 相手の健康や繁栄を祈る言葉
  • 結びの言葉

これらを意識して書くことで文面がうまく組み立てられると思います。

「頭語」や「時候の挨拶」「相手の健康や息災を喜ぶ言葉」「相手の健康や繁栄を祈る言葉」「結びの言葉」については、

こちらを参考に選んでください。

加えて上司宛のお中元のお礼状という事から、仕事に関することや今後の指導のお願いなどに触れる文章を入れるのもいいと思います。

そして会社の上司宛なので会う機会が多いと思うので、安否を伺う挨拶も「お変わりなくお過ごしのことと存じます。」といった言い回しを使うことが一般的です。

 

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上司に対するお中元のお礼状の文例

上司からいただいたお中元のお礼状はどのように書けばいいのか、その例文をいくつか用意しました。

 

お中元のお礼状の文例:上司①

拝啓 大暑のみぎり、皆様にはお健やかにお過ごしのことと存じます。

このたびは、結構なお品を頂戴し誠にありがとうございました。いつもながらのお心遣いに恐縮いたします。早速、家族一同賞味させていただき、子供も非常に喜んでおりました。本当にごちそうさまでした。

暑さ厳しい折柄、どうかご自愛ください。

略儀ながら書中を持ちまして御礼申し上げます。

敬具

 

お中元のお礼状の文例:上司②

謹啓 盛夏の候 ますますご清栄のこととお慶び申し上げます。

本日はとても結構なお品を頂戴し、誠にありがとうございました。我が家では珍しい立派な佃煮に、家族一同堪能させて頂きました。食卓が一層和む思いでございました。

今年は例年になく厳しい猛暑とのことです。○○課長をはじめご家族の皆様のご健勝を心よりお祈り申し上げます。

略儀ながら、取り急ぎ御礼まで。

敬具

 

お中元のお礼状の文例:上司③

拝啓 酷暑の候、いよいよご隆盛のこととお慶び申し上げます。

本日お心づくしのお中元の品が届きました。誠にありがとうございます。日ごろお世話になっておりますのに、このようなご配慮をいただき恐縮しております。

今後とも変わらぬご厚誼のほど宜しくお願い申し上げます。

略儀ながら書中をもちまして御礼申し上げます。

敬具

 

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上司にお中元のお礼状はマナー違反なの?

上司お中元のお礼状をメールで返事するのはマナー違反なのか?

これは形式にもよりますが、相手から送り状などハガキで添えて送ってこられた場合は、こちらもハガキでお礼状を書くのがマナーです。

受けとったという旨をすぐに伝えたい場合は、メールを使ってお礼を述べて後日改めて返礼品と一緒に送り状を届けるなどもありますね。

基本的にお礼をメールで済ますのは避けた方がいいでしょう。

 

メールでお中元のお礼状

拝啓 炎暑の候、ますますご隆盛のこととお喜び申し上げます。

本日はとても結構なお品を頂戴し、誠に有難うございます。いつも細やかなお気遣いに恐縮するばかりです。家族一同美味しいメロンを美味しくいただくことができました。

今後とも誠心誠意努めて参りますので 何卒ご指導ご鞭撻の程宜しくお願い申し上げます。

まだまだ炎暑厳しき折、ご自愛ください。

まずは取り急ぎお礼まで。

敬具

 

まとめ

上司にお中元のお礼状で返事をする時、その書き方や例文をいくつか用意しました。

参考になる例文もあったと思うので、ぜひ使ってみてください。

また、メールでの返事はマナーとしてはあまり良くないので、親しい友人などのやり取りだけにとどめるのが無難でしょうね。

また、お中元のお礼状を送る相手によって表現の仕方も変わってくるし、お中元の時期なども知っておいた方がいいと思います。

そんなお中元についての時期やマナー、お礼の仕方などはコチラ⇒【お中元の時期やマナー、お礼状の書き方などについて】にまとめていますので、ぜひ参考にしてください。

 

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